入れ歯の種類を徹底解説|保険・自費の違い・費用・選び方まで
「入れ歯にはどんな種類があるの?」「保険と自費でどう違うの?」「自分にはどれが合う?」——初めて入れ歯を検討している方が最初に感じる疑問を、藤井寺市の新美歯科が種類・費用・選び方の3つの軸でわかりやすく解説します。
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監修
新美歯科 理事長 新美 晴也
2013年3月 愛知学院大学歯学部卒業。2019年7月に藤井寺にて新美歯科を開院。医療法人藤美会 新美歯科 理事長として日々診療にあたっています。
入れ歯実績:年間100床以上。累計約1,000床以上の入れ歯症例実績。
この記事でわかること
まず知っておきたい|入れ歯の2大分類
入れ歯(義歯)はまず「何本の歯を失っているか」によって2つに分かれます。どちらも保険適用タイプから自費タイプまで複数の種類があります。
| 種類 | 部分入れ歯(部分義歯) | 総入れ歯(全部義歯) |
|---|---|---|
| 対象 | 一部の歯を失った場合 | すべての歯を失った場合 |
| 固定方法 | 残っている歯にバネをかける・磁石で固定するなど | 歯ぐきへの吸着・密着で固定 |
| 保険適用 | あり(自費タイプもあり) | あり(自費タイプもあり) |
部分入れ歯の種類【保険・自費 全5種類】
ベーシック義歯(クラスプ付き部分入れ歯)保険適用
金属製のバネ(クラスプ)を隣の歯にかけて固定し、ピンク色の樹脂(レジン床)に人工歯を並べた最もスタンダードな部分入れ歯です。健康保険が適用されるため費用を抑えられ、全国ほぼすべての歯科医院で対応しています。初めて入れ歯を作る方の多くが、まずこのタイプから始めます。
✓ メリット
- 費用が安い(3割負担)
- 修理・調整がしやすい
- どの歯科医院でも対応可能
- バリエーションが豊富
△ デメリット
- 金属バネが笑うと見えることがある
- プラスチック製で経年劣化する
- 厚みがあり異物感を感じやすい
- 金属アレルギーの方には不向き
ノンクラスプデンチャー(金属バネなしの目立たない入れ歯)自費
金属のバネ(クラスプ)を使わず、歯ぐきに近いピンク色の特殊樹脂で固定する部分入れ歯です。口を開けても金属が見えないため、見た目がとても自然です。「笑ったときにバネが見えるのが嫌」「接客の仕事で見た目が気になる」という方に人気があります。
✓ メリット
- 金属が見えず自然な見た目
- 軽くて薄く違和感が少ない
- 金属アレルギーの方にも対応可能(設計による)
△ デメリット
- 保険適用外で費用が高い
- 耐久性に限界がある(5〜8年程度)
- 破損時の修理が難しい場合がある
- すべての症例に適応できるわけではない
磁性アタッチメント義歯(マグネットで固定する入れ歯)保険適用あり(条件付き)
残っている歯の根(歯根)に小さな磁性金属(キーパー)を取り付け、入れ歯内側の磁石と吸着させて固定する入れ歯です。バネを使わないため見た目が自然で、非常に高い固定力があります。近年、一定の条件を満たすケースに健康保険が適用されるようになりました。
✓ メリット
- 保持力が高く外れにくい
- バネがなく見た目がすっきり
- 着脱がシンプルで操作しやすい
- 条件を満たせば保険適用可能
△ デメリット
- 歯根が残っている場合のみ適応
- キーパー埋入の外科処置が必要
- MRI検査の際に注意が必要
- 定期的なメンテナンスが必須
金属床義歯(部分入れ歯タイプ)自費
義歯床(入れ歯の土台部分)をコバルトクロム合金・チタンなどで作った部分入れ歯です。金属製のため薄く・軽く・丈夫で、食べ物の温度も伝わりやすく食事の満足感が高まります。
✓ メリット
- 薄くて異物感が少ない
- 耐久性が高く長持ちする
- 熱伝導が良く食事が楽しめる
△ デメリット
- 保険適用外で費用が高い
- 破損した場合の修理が難しい
- 金属アレルギーのリスクがある
コーヌスデンチャー(精密摩擦力で固定する入れ歯)自費
残っている歯に「内冠」と呼ばれる金属冠をかぶせ、入れ歯側の「外冠」と精密にはめ込んで摩擦力で固定する部分入れ歯です。バネを使わないため見た目が自然で、非常に高い固定力があります。
✓ メリット
- 固定力が非常に高い
- バネがなく見た目が自然
- 残存歯をしっかり活用できる
△ デメリット
- 支えの歯を削る必要がある
- 精密製作のため時間とコストがかかる
- 対応できる歯科医院が限られる
「どの種類が自分に合うか」は無料カウンセリングで確認できます
お口の状態・ご希望・費用の目安を確認してから、最適な入れ歯をご提案します。
- 費用の目安を事前に知りたい
- 保険でできるか確認したい
- 今の入れ歯が合わなくて困っている
- インプラントと入れ歯のどちらが良いか相談したい
藤井寺市・羽曳野市・柏原市・松原市・八尾市の方、お気軽にお越しください。
総入れ歯の種類【保険・自費 全3種類】
すべての歯を失った場合に使用するのが総入れ歯(全部義歯)です。歯ぐきへの吸着・密着で固定するため、部分入れ歯とは設計の考え方が異なります。
レジン床総義歯保険適用
プラスチック(レジン)で作られた最もスタンダードな総入れ歯です。保険が適用されるため費用を抑えられます。総入れ歯が必要になった方が最初に選ぶ第一候補のタイプです。
✓ メリット
- 保険適用で費用負担が少ない
- 修理・調整がしやすい
△ デメリット
- 厚みがあり熱が伝わりにくい
- 使用で劣化・摩耗し合わなくなる
- 定期的なリベースが必要
金属床総義歯自費
義歯床の一部または全体をコバルトクロム合金・チタンなどの金属で作った総入れ歯です。レジン床に比べて薄く・丈夫で、食事の温度もよく伝わります。
✓ メリット
- 薄くて軽く異物感・話しにくさが少ない
- 熱伝導が良く食事をより快適に楽しめる
- 耐久性が高く長期間使用できる
△ デメリット
- 保険適用外で費用が高い
- 金属アレルギーのリスクがある
精密総義歯(オーダーメイド総入れ歯)自費
患者さま一人ひとりのお口の形・噛み合わせ・顎の動きを精密に計測し、オーダーメイドで作製する総入れ歯です。通常の総入れ歯より多くの工程をかけて設計するため、フィット感・安定性・噛み心地が格段に向上します。
✓ メリット
- 精密設計でズレや痛みが少ない
- 「今まで入れ歯が合わなかった」方に適している
- 高いフィット感・噛み心地
△ デメリット
- 保険適用外で費用が高い
- 作製に時間がかかる
入れ歯の種類を一覧で比較
全8種類を保険適用・費用目安・見た目・耐久性・こんな方向けの5軸で比較しています。
| 種類 | 保険 | 費用目安 | 見た目 | 耐久性 | こんな方向け |
|---|---|---|---|---|---|
| ベーシック義歯 (クラスプ付き部分) |
◎ | 数千円〜1.5万円 | △ | △ | 費用を抑えたい方 |
| ノンクラスプデンチャー | × | 10〜30万円 | ◎ | △ | 見た目を重視したい方 |
| 磁性アタッチメント義歯 | △(条件付き) | 数万円〜(保険) | ○ | ○ | 外れにくさを求める方 |
| 金属床義歯(部分) | × | 20〜50万円 | ○ | ◎ | 薄さ・耐久性を求める方 |
| コーヌスデンチャー | × | 30〜50万円 | ◎ | ◎ | 最高の固定力を求める方 |
| レジン床総義歯 | ◎ | 1〜2万円 | △ | △ | 費用を抑えたい方 |
| 金属床総義歯 | × | 20〜50万円 | ○ | ◎ | 薄さ・快適さを求める方 |
| 精密総義歯 | × | 30〜80万円 | ◎ | ◎ | 今まで合わなかった方 |
自分に合った入れ歯の選び方|4つのポイント
👁 見た目を最優先にしたい方
「笑ったときに金属を見せたくない」という方にはノンクラスプデンチャーまたは磁性アタッチメント義歯が有力です。保険適用外になりますが、見た目の改善効果は大きく、特に前歯を含む欠損に高い満足度があります。
💰 費用を抑えたい方
まずベーシック義歯(クラスプ付き)が第一候補です。歯根が残っている場合は、磁性アタッチメント義歯が保険の範囲内で選べる可能性もあります。適用可否は診察で確認が必要です。
🔒 外れにくさ・安定感を求める方
「食事中に動く」「しゃべっているうちに外れる」というお悩みには磁性アタッチメント義歯やコーヌスデンチャーが効果的です。歯根が残っている場合は特に適応を検討する価値があります。
🍽 総入れ歯で快適さを求める方
「今まで使っていた入れ歯がなんとなく合わない」と感じている方には金属床総義歯や精密総義歯がおすすめです。薄く・熱が伝わりやすく・フィット感の高い入れ歯を作ることができます。
保険の入れ歯と自費の入れ歯、どちらが良いの?
一概にどちらが良いとは言えませんが、以下の視点で整理すると考えやすくなります。
| 保険の入れ歯が向いている方 | 自費の入れ歯が向いている方 | |
|---|---|---|
| 費用 | 費用を抑えたい | 品質・快適さに投資できる |
| 見た目 | 機能を優先したい | 見た目の自然さにこだわりたい |
| 経験 | まず試してみたい | 保険の入れ歯を使ったが満足できなかった |
保険適用の入れ歯から使い始めて、その後に自費のタイプへ変更することも可能です。まずはお気軽にご相談ください。
新美歯科での入れ歯作製の流れ
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初診・口腔内検査・レントゲン撮影
残存歯の状態・骨の状態・噛み合わせを確認。歯科用CTも活用しながら、どの種類の入れ歯が適応かを診断します。
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治療計画の説明・種類の選択
保険・自費の選択肢、費用の目安、治療期間をご説明。患者さまと相談しながら種類を決定します。費用の総額は治療前に提示しますのでご安心ください。
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型取り・咬合採得
精密な印象採得(型取り)と噛み合わせの記録を行い、技工所に製作を依頼します。
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試適・調整
完成した義歯を試適し、噛み合わせ・装着感・審美性を確認。必要に応じて調整します。
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装着・使用方法の説明
着脱方法・洗浄方法・注意点をご説明し、装着していただきます。
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定期メンテナンス
定期的に噛み合わせ・適合状態を確認。お口の変化に合わせて調整・リベース(床の修正)を行います。
よくある質問(FAQ)
入れ歯を作るのに何回通院が必要ですか?
保険の入れ歯から自費の入れ歯に変更できますか?
入れ歯は毎日外して洗う必要がありますか?
使っているうちに入れ歯が合わなくなることはありますか?
入れ歯とインプラントはどちらが良いですか?
新美歯科ではインプラント(1本275,000円〜)と入れ歯の両方に対応しており、お口の状態・ライフスタイル・費用を考慮したうえで最適な治療法をご提案します。
インプラントが無理でも入れ歯はできますか?
新美歯科での入れ歯相談・診察について
新美歯科(大阪府藤井寺市・羽曳野市)では、患者さまおひとりおひとりのお口の状態・ライフスタイル・ご希望に合わせた入れ歯治療をご提案しています。
「どんな入れ歯が自分に合うかわからない」「今の入れ歯に不満がある」「費用が心配」という方も、まずはお気軽にご相談ください。保険適用のベーシック義歯から、審美性を重視したノンクラスプデンチャー、保持力の高い磁性アタッチメント義歯まで幅広い選択肢をご用意しています。
また、入れ歯だけでなくインプラント(1本275,000円〜、10年保証)にも対応しており、静脈内鎮静法(無痛治療)を取り入れた安心の環境で治療を受けていただけます。「入れ歯とインプラントのどちらが自分に合うか迷っている」という方もお気軽にご相談ください。
まずは新美歯科にお気軽にご相談ください
| 予約 | Web予約に対応(無料カウンセリング) |
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| 診療時間 | 月〜金 9:00〜18:30 / 土曜 9:00〜12:30 (日曜・祝日休診) |
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アクセス・診療時間
この記事の編集・監修は新美歯科 理事長 新美晴也です。