マウスピース矯正とは?メリット・デメリット・費用・期間を徹底解説
「矯正したいけれど、ワイヤーは目立ちそう……」 そんな方に知ってほしい、マウスピース矯正の特徴や費用、治療期間、向いている人・向いていない人を歯科医師がわかりやすく解説します。
新美歯科 理事長 新美 晴也
2013年3月 愛知学院大学歯学部卒業。愛知学院大学歯学部附属病院、小室歯科ターミナルビル診療所での勤務を経て、2019年7月に藤井寺にて新美歯科を開院。2022年3月に医療法人藤美会 新美歯科を設立。
2019年の開院以来、「矯正治療をもっと身近に!」を目標に矯正治療にも力を入れており、これまでにのべ300件以上の矯正治療を行っています。

まず結論|マウスピース矯正とは?
- 透明に近いマウスピース型の矯正装置を使って、少しずつ歯を動かしていく矯正方法です。
- 装置を取り外せるため、食事や歯磨きの際に普段の生活を続けやすいことが特徴です。
- 目立ちにくいことから、仕事や人前に立つ機会が多い大人の方にも検討されています。
- 一方で、歯並びの状態によってはマウスピース矯正が適さない場合があります。
- 費用や治療期間は歯並び・治療範囲によって異なるため、検査・診断を受けて確認することが大切です。
「自分の歯並びはマウスピース矯正で治せる?」
歯並びの状態によって適した治療方法は異なります。 まずは現在の状態を知ることから始めてみませんか?
- マウスピース矯正が自分に向いているか知りたい
- 40代・50代からでも矯正できるか知りたい
- 費用や治療期間の目安を知りたい
- できるだけ目立たない方法で矯正したい
治療方法・費用・期間は、歯並びやお口の状態によって異なります。
マウスピース矯正とは?
マウスピース矯正とは、患者様の歯並びに合わせて作製したマウスピース型の矯正装置を装着し、歯を少しずつ移動させて歯並びを整えていく治療方法です。
従来のワイヤー矯正とは異なり、透明に近いマウスピースを使用するため、矯正装置が目立ちにくいことが大きな特徴です。
また、マウスピースは自分で取り外せるため、食事や歯磨きの際に外せる点もメリットです。
インビザラインとの違いは?
「マウスピース矯正」と「インビザライン」は同じものだと思われがちですが、正確には少し意味が異なります。
マウスピース矯正は矯正治療の方法の一つを指す言葉で、インビザラインはマウスピース型矯正装置の代表的なブランドの一つです。
新美歯科でもインビザラインを取り扱っています。
マウスピース矯正のメリット
① 目立ちにくい
透明に近いマウスピースを使用するため、ワイヤーやブラケットを使う矯正と比較して、装置が目立ちにくいことが特徴です。
② 取り外しができる
食事や歯磨きの際にはマウスピースを外せます。普段の食事や口腔ケアを続けやすい点は、取り外し式の大きなメリットです。
③ 歯磨きをしやすい
装置を外して歯磨きできるため、固定式の装置と比べて口腔内を清掃しやすいのが特徴です。
④ 大人の生活に取り入れやすい
仕事や人との会話など、見た目を気にする機会が多い方にとって、目立ちにくいことは大きなメリットになります。
マウスピース矯正のデメリット・注意点
① 装着時間を守る必要がある
マウスピース矯正は、患者様自身で装置を管理する必要があります。治療計画どおりに歯を動かすためには、歯科医師から指示された装着時間を守ることが大切です。
② すべての歯並びに適応するとは限らない
歯の移動量や噛み合わせなどによっては、マウスピース矯正だけでは対応が難しい場合があります。
③ お手入れが必要
マウスピースを清潔に保つため、日々のお手入れが必要です。装着したまま飲食するなど、誤った使い方にも注意が必要です。
④ 治療期間には個人差がある
同じマウスピース矯正でも、歯並びや治療範囲によって治療期間は異なります。「短期間で必ず終わる」と考えず、診断を受けることが大切です。
マウスピース矯正とワイヤー矯正の違い
矯正を検討する際、「マウスピースとワイヤーのどちらが自分に合っているの?」と迷う方も多いでしょう。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、「どちらが優れているか」ではなく、歯並びや生活スタイル、治療の目的などを踏まえて選ぶことが大切です。
| 比較項目 | マウスピース矯正 | ワイヤー矯正 |
|---|---|---|
| 見た目 | 目立ちにくい | 装置が見える |
| 取り外し | 可能 | 基本的に不可 |
| 食事 | 外して食事ができる | 装置に配慮が必要 |
| 歯磨き | 外して磨ける | 装置の周囲を丁寧に磨く必要がある |
| 自己管理 | 装着時間などの管理が必要 | 装置を自分で外す必要がない |
| 適応範囲 | 症例によって異なる | 幅広い症例に対応しやすい |
より詳しい違いについては、今後公開予定の関連記事でも詳しく解説します。
関連記事 マウスピース矯正とワイヤー矯正の違い|費用・期間・痛み・見た目を比較 それぞれの治療方法の特徴を詳しく比較した記事です。
マウスピース矯正はどんな人に向いている?
マウスピース矯正は、特に「矯正装置をできるだけ目立たせたくない」「普段の生活への影響を抑えたい」という方が検討しやすい治療方法です。
こんな方はマウスピース矯正を検討しやすい
- 矯正装置をできるだけ目立たせたくない方
- 仕事や接客など、人と会う機会が多い方
- 食事の際に矯正装置を外したい方
- 歯磨きを普段どおり行いたい方
- 自分でマウスピースの装着・管理ができる方
- 歯並びを整えたいものの、ワイヤー矯正に抵抗がある方
一方で、慎重に検討したい方
マウスピース矯正では、患者様自身による装置の管理が重要です。
そのため、装着時間を守ることが難しい方や、マウスピースの取り扱いを継続することが難しい方は、別の治療方法も含めて検討したほうがよい場合があります。
また、歯並びや噛み合わせによっては、マウスピース矯正以外の治療方法が適しているケースもあります。
30代・40代・50代からのマウスピース矯正が気になる方へ
「もう40代だから矯正は遅いのでは?」 「50代から歯並びを治すのは難しい?」
このように、年齢を理由に矯正を諦めてしまう方も少なくありません。
しかし、大人の矯正では年齢だけでなく、歯や歯ぐきの状態、噛み合わせなどを確認して治療の可否を判断します。
特に30代後半〜50代の方は、仕事や人付き合い、結婚・子育てなど生活環境もさまざまです。 そのため、治療方法だけでなく「無理なく続けられるか」という視点も大切です。
おすすめ関連記事 40代からの歯列矯正は遅い?マウスピース矯正を始めるメリット・注意点 40代から矯正を検討している方が知っておきたいポイントを解説します。 おすすめ関連記事 50代からでも歯列矯正できる?マウスピース矯正の年齢と注意点 50代から矯正を検討する際に確認しておきたいポイントを解説します。マウスピース矯正の費用はいくら?
マウスピース矯正の費用は、歯並びの状態や治療する範囲、治療方法などによって異なります。
「マウスピース矯正は○万円」と一律に考えるのではなく、治療開始から終了までに必要となる費用を確認することが大切です。
新美歯科の部分矯正の治療例
新美歯科では、部分的な歯並びを改善する「プチ矯正」の症例があります。
| 前歯のガタつき | 治療期間9ヶ月・通院6回/440,000円(税込) |
|---|---|
| すきっ歯 | 治療期間6ヶ月・通院4回/440,000円(税込) |
| 下の前歯の重なり | 治療期間10ヶ月・通院6回/440,000円(税込) |
その他にかかる費用
| 精密検査 | 55,000円(税込) |
|---|---|
| 便宜抜歯 | 1本 5,500円(税込) |
| 調整料 | 5,500円(税込) |
| 保定装置 | 11,000円〜55,000円(税込) |
| 矯正治療後の定期検診 | 保険診療 |
支払い方法については、現金・クレジットカードのほか、デンタルローンによる分割払いにも対応しています。
おすすめ関連記事 マウスピース矯正の費用はいくら?総額・追加費用・支払い方法を解説 矯正を始める前に知っておきたい費用の内訳や支払いについて詳しく解説します。マウスピース矯正の治療期間はどれくらい?
治療期間は歯並びの状態、治療する範囲、歯の動き方などによって異なります。
新美歯科で行った部分矯正の症例では、6〜10ヶ月程度で治療を行った例があります。
ただし、これは部分的な歯並びを改善した症例であり、歯列全体を整える場合には、より長い期間が必要になることがあります。
治療期間が長くなることがある理由
- 歯を動かす範囲が広い
- 歯の移動量が大きい
- マウスピースの装着時間が不足している
- 治療計画の途中で追加の調整が必要になる
- 歯や歯ぐきなど、お口の状態に対応する必要がある
そのため、「○ヶ月で必ず終わる」と考えるのではなく、歯科医師から治療計画について説明を受けることが大切です。
おすすめ関連記事 マウスピース矯正の治療期間はどれくらい?早く終わる人・長引く人の違い 治療期間に差が出る理由や、治療をスムーズに進めるためのポイントを解説します。マウスピース矯正は痛い?
矯正治療を検討する際、「痛みが怖い」という不安を持つ方は少なくありません。
マウスピース矯正でも、歯を動かす過程で痛みや違和感を感じることがあります。 特に新しいマウスピースへ交換した直後などに、締め付けられるような感覚や違和感を覚える場合があります。
痛みの感じ方には個人差がありますので、「まったく痛くない治療」と考えないことが大切です。
おすすめ関連記事 マウスピース矯正は痛い?痛みの原因と対処法を解説 どんなときに痛みや違和感が出やすいのか、矯正前に知っておきたいポイントを解説します。
マウスピース矯正で治せる歯並び・治せない歯並びはある?
マウスピース矯正を検討している方にとって、「自分の歯並びは治せるの?」という疑問は非常に重要です。
マウスピース矯正で対応できる範囲は、使用する装置や治療計画だけでなく、患者様の歯並びや噛み合わせ、歯や歯ぐきの状態によっても変わります。
まずは歯並びだけで判断しないことが大切
例えば「前歯だけが気になる」という場合でも、前歯の位置だけを動かせばよいとは限りません。
奥歯の噛み合わせや歯の根の状態などを含めて確認したうえで、どのような治療が適しているのかを判断する必要があります。
そのため、インターネット上の症例写真だけで「自分も同じ治療ができる」と判断するのではなく、実際に歯科医院で相談することをおすすめします。
おすすめ関連記事 マウスピース矯正に向いている人・向いていない人|歯科医師が解説 マウスピース矯正を検討する前に確認しておきたい適応について解説します。 症状別関連記事 マウスピース矯正で出っ歯は治せる?適応症例と治療方法を解説 出っ歯が気になっている方に向けて、マウスピース矯正を検討する際のポイントを解説します。マウスピース矯正を始めるまでの流れ
「矯正をしたい」と思っても、いきなり治療が始まるわけではありません。 一般的には、カウンセリングや検査を行い、自分に適した治療方法を確認してから治療を開始します。
-
カウンセリング
歯並びについて気になっていること、希望する治療方法、費用や期間について相談します。
-
検査・診断
歯や歯ぐき、噛み合わせなどを確認し、どのような治療が適しているかを診断します。
-
治療計画の説明
治療方法、治療期間、費用などについて説明を受け、納得したうえで治療を進めます。
-
マウスピース矯正開始
治療計画に沿ってマウスピースを装着し、歯を少しずつ移動させていきます。
-
保定
矯正治療によって整えた歯並びが後戻りしないよう、保定装置を使用します。
マウスピース矯正が自分に合うか、まずは確認してみませんか?
「費用だけ知りたい」「自分の歯並びが対象になるか知りたい」という段階でもご相談いただけます。
無料カウンセリングについて見る治療を受けるかどうかは、カウンセリング・検査後にご判断いただけます。
新美歯科のマウスピース矯正
新美歯科では、患者様の歯並びやご希望を確認したうえで、マウスピース矯正を含めた治療方法をご提案しています。
「できるだけ目立たない矯正をしたい」というご希望だけでなく、費用や治療期間、歯並びの状態なども含めて、治療方法を検討することが大切です。
新美歯科で大切にしていること
- 患者様の歯並び・噛み合わせを確認したうえで治療方法を検討
- マウスピース矯正について無料カウンセリングを実施
- 3Dシミュレーションを用いて治療後の歯並びをイメージしやすくする
- 部分矯正を含め、患者様の希望に合わせた治療計画を検討
- 費用・治療期間について事前に説明
新美歯科では、これまでにのべ300件以上の矯正治療を行っています。
「矯正を始めるかまだ決めていない」という方も、まずはご自身の歯並びについて知ることから始めてみてください。
マウスピース矯正のよくある質問
マウスピース矯正とは何ですか?
マウスピース矯正は目立ちませんか?
マウスピース矯正は痛いですか?
マウスピース矯正は誰でもできますか?
40代・50代からでもマウスピース矯正はできますか?
マウスピース矯正の費用はいくらですか?
マウスピース矯正の治療期間はどれくらいですか?
マウスピース矯正中は普通に食事できますか?
マウスピース矯正のリスク・副作用について
矯正治療の適応、治療方法、治療期間、費用などは患者様によって異なります。実際の治療については、歯科医師による診査・診断を受けたうえでご検討ください。
マウスピース矯正を検討している方へ
「自分の歯並びはマウスピース矯正で治せる?」
この疑問は、インターネットだけでは判断できません。 歯並びや噛み合わせ、お口の状態を確認したうえで、あなたに合った治療方法を検討することが大切です。
新美歯科では、マウスピース矯正について無料カウンセリングを行っています。 まずは「話を聞いてみたい」という段階でもお気軽にご相談ください。
無料カウンセリングについて見る治療を受けるかどうかは、カウンセリング・検査後にご判断いただけます。
新美歯科|医院情報
医院名:新美歯科
住所:〒583-0034 大阪府藤井寺市小山藤の里町1-47
アクセス:近鉄南大阪線「藤井寺駅」より徒歩9分
駐車場:18台完備
診療時間:9:00〜18:30
休診日:土曜午後・日曜・祝日
※本記事は、マウスピース矯正を検討している方に向けて一般的な情報を提供するものです。治療の適応、治療期間、費用、治療結果には個人差があります。マウスピース矯正が適しているかどうかは、歯並び・噛み合わせ・歯や歯ぐきの状態などを確認したうえで歯科医師が判断します。具体的な治療については、歯科医師による診査・診断を受けてください。