3Dプリント入れ歯「リーバ」とは?型取りが苦手な方に向く理由・費用・デメリット
「入れ歯の型取りで吐き気が出てつらい」「今の総入れ歯が痛くて合わない」——そんな方のために、光学スキャナーで製作する3Dプリント入れ歯「リーバ(rēva)」を、歯科医師がメリットもデメリットも解説します。(読み終わるまで 約7分)
結論:リーバは、歯ぐきにあたる面にやわらかいシリコンのクッションを付けた「3Dプリント製の総入れ歯」です。口の中を光学スキャナーで読み取るため、従来のような印象材(粘土状の型取り材料)を使った型取りが不要で、型取りで吐き気や不快感が出やすい方に向いています。新美歯科での費用は132,000円(税込・自由診療)です。一方で、総入れ歯専用で部分入れ歯には使えないこと、修理が難しい場合があることなど、事前に知っておきたい注意点もあります。
この記事のポイント
- ✔ リーバは総入れ歯専用。歯ぐき側にシリコンのクッションが付き、痛みやガタつきの軽減が期待できる
- ✔ 光学スキャナーでデータを取るため、型取りの不快感が心配な方も相談しやすい
- ✔ 費用は132,000円(税込)。自由診療のため保険は使えない
監修
新美歯科 理事長 新美 晴也(歯科医師)
2013年3月 愛知学院大学歯学部卒業。同大学歯学部附属病院、小室歯科ターミナルビル診療所を経て、2019年7月に藤井寺にて新美歯科を開院。2022年3月に医療法人藤美会を設立。
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- リーバ(3Dプリント入れ歯)とは?
- 基本情報の一覧表
- なぜ型取りが苦手な方に向いているのか
- 従来の型取りと光学スキャンの違い
- 通院回数と製作の流れ
- リーバの5つのメリット
- デメリット・注意点
- よくある誤解
- 他の入れ歯との比較(費用・特徴)
- リーバが向いている方・向かない方
- 新美歯科のリーバ
- よくあるご質問(FAQ)

リーバ(3Dプリント入れ歯)とは?
要点:リーバ(rēva)は、口の中のスキャンデータをもとに3Dプリンターで作る、シリコンのクッション付き総入れ歯です。メーカーはバイテック・グローバル・ジャパン社です。
総入れ歯の多くは硬いプラスチック(レジン)でできており、噛んだときに歯ぐきの薄い粘膜が入れ歯と骨に挟まれて痛みが出ることがあります。リーバは、歯ぐきにあたる面にやわらかいシリコンのクッション加工を施すことで、こうした痛みやガタつきの軽減を目指す入れ歯です(効果には個人差があります)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 種類 | 総入れ歯(部分入れ歯には使えません) |
| 製作方法 | 光学スキャナーでデータ採取 → 3Dプリンターで製作 |
| 歯ぐき側の素材 | やわらかいシリコンのクッション |
| 保険 | 適用外(自由診療) |
| 新美歯科での費用 | 132,000円(税込) |
| 破損・紛失時 | 初回のデータをもとに再製作できる場合があります |
なぜ型取りが苦手な方に向いているのか
要点:リーバは印象材を口に入れず、光学スキャナーで形を読み取ります。そのため、従来の型取りで吐き気や息苦しさを感じやすい方の負担を減らせる可能性があります。
従来の入れ歯の型取りでは、トレー(型を取る器具)に印象材をのせて口に入れ、固まるまで数分間そのままにします。特に上の入れ歯では、のどの近くまで材料が届くため、嘔吐反射(吐き気)が出やすい方には負担になります。
| 従来の型取り | 光学スキャン(リーバ) | |
|---|---|---|
| 使うもの | トレー+印象材 | 小型カメラ(光学スキャナー) |
| 口の中の状態 | 材料が固まるまで保持 | カメラで形を読み取る |
| 吐き気が心配な方 | 負担になることがある | 負担を減らせる可能性がある |
よくある誤解:「スキャンなら吐き気がまったく出ない」とは限りません。嘔吐反射の出やすさには個人差があります。心配な方は、診察時に遠慮なくお伝えください。
通院回数と製作の流れ
要点:メーカーの案内では、お使いの総入れ歯を調整してスキャンする場合、最短2回の通院で完成します。ご使用中の入れ歯がない場合や状態によっては、通常の流れに近くなることがあります。
初診・診査
お口の状態、現在お使いの入れ歯の有無、リーバが適応できるかを診査します。費用とリスクもこの時点でご説明します。
調整・光学スキャン
お使いの入れ歯がある場合は、お口に合うよう調整したうえで、形状をスキャンします。入れ歯がない場合は、お口の中をスキャンしてデータを取ります。
装着・調整
完成した入れ歯を装着し、かみ合わせやあたりを確認します。その後も、定期的な調整が必要です。
※「最短2回」はメーカー公開情報です。通院回数は、お口の状態や入れ歯の有無により変わります。
リーバの5つのメリット
要点:クッション性、型取りの負担軽減、通院回数の少なさ、再製作のしやすさ、自由診療の入れ歯のなかでの費用の抑えやすさが主なメリットです。
1. シリコンのクッションで、歯ぐきへの負担をやわらげる
歯ぐきにあたる面にやわらかいクッションが付くため、硬い入れ歯で痛みが出やすい方の負担軽減が期待できます。
2. 型取りの不快感が少ない
印象材を使わず、光学スキャナーでデータを取ります。
3. 通院回数が少なくて済む場合がある
仕事や家庭の都合で何度も通うのが難しい方にも、相談しやすい方法です。
4. 割れた・失くしたときに再製作しやすい
製作時のデータが残っているため、再製作の際に新たな型取りが不要になる場合があります。
5. デジタル製作で品質のばらつきを抑えやすい
設計から製作までデジタルで行うため、再現性の高さが特長とされています。
デメリット・注意点
要点:リーバは総入れ歯専用で、自由診療です。修理が難しい場合があり、シリコン部分の劣化や定期的な調整にも注意が必要です。
① 総入れ歯にしか使えない
部分入れ歯には製作できません。歯が残っている方は、別の種類をご提案します。
② 修理が難しい場合がある
素材の性質上、割れた場合は修理ではなく再製作が必要になることがあります。
③ やや厚みを感じることがある
割れにくくするため、入れ歯に厚みを持たせる場合があります。最初は違和感がある方もいらっしゃいますが多くの場合、使ううちに慣れていきます。
④ シリコン部分は経年で劣化する
シリコンの性質上、長く使ううちに劣化します。入れ歯専用の洗浄剤を使い、熱湯や研磨剤入りの歯磨き粉は避けてください。
⑤ 定期的な調整が必要
加齢や骨の変化でお口の形は変わります。定期的に調整しないと、合わなくなることがあります。
注意点・リスク:加齢によるお口の変化により、定期的な調整が必要になる場合があります/強い力をかけると割れる(欠ける)可能性があります/耐久性がやや劣るため、数年後に再製作が必要になる場合があります/装着時に違和感が出る場合があります/顎の骨が痩せると合わなくなり、調整が必要になる場合があります。
他の入れ歯との比較(費用・特徴)
要点:新美歯科の総入れ歯は、リーバが132,000円、金属床(コバルトクロム)が550,000円、コンフォートが660,000円です(すべて税込)。
| 種類(総入れ歯) | 特徴 | 新美歯科の費用(税込) |
|---|---|---|
| 保険の入れ歯(レジン床) | 費用を抑えやすい。素材は硬いプラスチック | 保険診療(負担割合による) |
| リーバ(3Dプリント) | シリコンのクッション付き。光学スキャナーで製作 | 132,000円 |
| 金属床(コバルトクロム) | 丈夫で薄く、違和感が少ない | 550,000円 |
| コンフォート(高級シリコン) | 歯ぐき側がシリコン。クッション性が高い | 660,000円 |
| インプラントオーバーデンチャー | 骨に埋めた人工歯根で支える。ブレにくい | アタッチメント 55,000〜110,000円+デンチャー 385,000〜660,000円 |
※金属床のチタン(770,000円)・ゴールド(990,000円)もあります。詳しくは入れ歯のページをご覧ください。
リーバが向いている方・向かない方
要点:総入れ歯で、痛みやガタつき、型取りの不快感にお悩みの方に向いています。部分入れ歯が必要な方や、保険内で済ませたい方には別の選択肢を提案します。
| 向いている方 | 向かない方 |
|---|---|
| ・総入れ歯をお使い、または必要 ・今の入れ歯が痛い、ガタつく ・型取りで吐き気が出やすい ・通院回数を減らしたい ・自由診療で、費用を抑えた選択肢を探している |
・歯が残っていて部分入れ歯が必要 ・費用を保険内に収めたい ・修理しやすい入れ歯を優先したい ・定期的な調整・メンテナンスが難しい |
当院では、お口の状態・生活・予算・優先順位をうかがい、無理に自由診療をおすすめすることはありません。
まずはお気軽に無料相談にご来院ください。
新美歯科のリーバ
要点:新美歯科では、光学スキャナーを用いたリーバを総入れ歯(132,000円・税込)でご提供しています。型取りが苦手な方はご相談ください。
- 光学スキャナーでお口の中をスキャン(従来の型取りに不安がある方もご相談ください)
- 入れ歯のご相談は、完全予約制・WEB予約(24時間・無料)に対応
- 専用駐車場18台
- 年間新規患者数1,800名以上(2024年度)
よくあるご質問(FAQ)
Q. リーバは保険が使えますか?
Q. 部分入れ歯でもリーバは作れますか?
Q. 型取りで吐き気が出やすいのですが、大丈夫ですか?
Q. 何回の通院で完成しますか?
Q. 割れたり失くしたりしたら、どうなりますか?
Q. 入れ歯に慣れるまで、どのくらいかかりますか?
まとめ
- ✔ リーバは、シリコンのクッション付き3Dプリント総入れ歯(部分入れ歯は不可)
- ✔ 光学スキャナーで製作するため、型取りが苦手な方も相談しやすい
- ✔ 新美歯科での費用は132,000円(税込・自由診療)
- ✔ 修理が難しい場合・シリコンの劣化・定期調整といった注意点がある
- ✔ 向き不向きがあるため、診察で適応を確認することが大切
〒583-0034 大阪府藤井寺市小山藤の里町1-47(藤井寺市役所前すぐ/藤井寺駅から徒歩9分)
診療時間:月〜金 9:00〜18:30/土 9:00〜12:30(休診:土曜午後・日曜・祝日)
駐車場:専用駐車場18台/完全予約制/クレジットカード可
【治療に関する情報(自由診療)】
治療内容:リーバ(3Dプリントデンチャー)/費用:132,000円(税込)/主なリスク・副作用:強い力で割れる(欠ける)可能性、耐久性がやや劣り再製作が必要になる場合、装着時の違和感、定期的な調整の必要性、顎の骨の変化による不適合。
【参考情報】
・バイテック・グローバル・ジャパン「リーバ」
・新美歯科 入れ歯のご案内
※本記事は医療広告ガイドラインに基づき、監修のもと作成しています。治療の効果・期間には個人差があります。
文責・監修:新美歯科 理事長 歯科医師 新美 晴也
最終更新:2026年10月13日
