はじめに:6歳臼歯の「痛い」はよくある相談です

「奥歯が痛いと言い出した」
「虫歯がどうかわからない」
「仕上げ磨きしているのに、なぜ?」
6歳前後のお子さまを持つ親御さんから、非常によく聞くお悩みです。
新美歯科には 年間延べ1万人の子どもたちが来院しており、
その中でも 6歳臼歯(第一大臼歯)のトラブル はとても多い相談のひとつです。
実は、6歳臼歯の「痛い」には
むし歯以外の原因 が隠れていることも少なくありません。
この記事では、
- 6歳臼歯とはどんな歯か
- 痛みが出る主な原因
- むし歯との見分け方
- 受診すべきタイミング
を、わかりやすく解説します。
6歳臼歯とは?実はとても大事な歯
6歳臼歯とは、
6歳頃に一番奥に生えてくる最初の永久歯 です。
乳歯が抜けずに、
そのまま奥に「ひっそり」生えてくるため、
- 生えたことに気づかない
- 仕上げ磨きが届きにくい
- 汚れが溜まりやすい
という特徴があります。
さらに、
- 噛み合わせの土台になる
- 将来の歯並びに大きく影響する
とても重要な歯 でもあります。

6歳臼歯が痛くなる主な原因
① 生えかけで歯ぐきがかぶっている
生え始めの6歳臼歯は、
歯ぐきが中途半端にかぶった状態になりやすく、
- 食べかすが詰まる
- 歯ぐきが腫れる
- 押すと痛い
といった症状が出ることがあります。
これは 一時的な炎症 のことも多いですが、
放置すると悪化するケースもあります。
② むし歯の初期症状
6歳臼歯は、
永久歯の中でも最もむし歯になりやすい歯 と言われています。
- 溝が深い
- 生えたばかりで歯質が弱い
- 磨き残しが多い
これらが重なり、
気づかないうちにむし歯が進行することがあります。
③ 噛み合わせの問題(歯が当たって痛い)
生え変わりの時期は、
上下の歯の高さが合わず、
- 噛むと痛い
- 食事中だけ違和感がある
といった症状が出ることがあります。
④ 歯ぎしり・食いしばり
成長期の子どもは、
無意識に歯ぎしりや食いしばりをしていることがあります。
その負担が6歳臼歯に集中し、
歯が浮いたような痛み を感じることがあります。
むし歯かどうかを見分けるポイント
以下はあくまで目安ですが、
参考にしてみてください。
むし歯の可能性が高いサイン
- 冷たいもの・甘いものでしみる
- 何もしなくてもズキズキ痛む
- 黒っぽく変色している
- 痛みが数日続いている
一時的な症状の可能性が高いサイン
- 押すと少し痛い
- 食べ物が挟まった時だけ痛い
- 日によって痛かったり痛くなかったりする
ただし、
見た目だけの判断はとても難しい ため、
少しでも不安があれば受診がおすすめです。
6歳臼歯は「予防」がとても大切
6歳臼歯は、
一度むし歯になると進行が早く、
治療が長引くことも少なくありません。
そのため、
- 定期的なチェック
- 仕上げ磨きのポイント確認
- フッ素塗布
- シーラント(溝を埋める処置)
といった 予防ケア がとても重要です。
新美歯科での6歳臼歯サポート
● 年間延べ1万人の子どもが通う豊富な診療経験
多くのお子さまを診てきた経験から、
6歳臼歯特有のトラブルを早期に見つけることができます。
● 年間 1000 症例の小児矯正視点で組み合わせもチェック
6歳臼歯は、
将来の歯並び・噛み合わせの「基準点」になる歯です。
当院では、
むし歯だけでなく、噛み合わせ・顎の成長 まで含めて確認します。
● 子どもが怖がらない診療環境
- 無理に押さえつけない
- 子どものペースに合わせる
- 「できた!」を大切にする
こうした関わりを大切にしています。
受診の目安:こんな時は早めに相談を
- 奥歯が痛いと言う
- 仕上げ磨きを嫌がり始めた
- 食事中に噛みにくそうにしている
- 学校検診で指摘された
- 親から見て「なんとなくおかしい」と感じる
「様子見で大丈夫かな?」と迷う時ほど、相談がおすすめ です。
まとめ:6歳臼歯の痛みは早めにチェックが安心
6歳臼歯は、
これから一生使うとても大切な歯です。
痛みの原因はさまざまですが、
早く気づいて対応すれば、大きな治療を避けられることも多くあります。
気になる症状があれば、
どうぞお気軽にご相談ください。
藤井寺の新美歯科が、成長に合わせてしっかりサポートします。
文責:新美歯科 理事長
歯科医師 新美 晴也

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